イエス

 気の置けない女友達と表参道のクリスタでセクシーランチ。美しい空間で居心地のよいソファーに腰掛け、美しい女性たちとおいしいごはんを食べる休日。3人のうち、私だけビール頼んでいますが。昼間のビールって美味しいのよね。笑。

 愛情の表現って人それぞれ違って、欲しい表現も人それぞれ違うって教えてもらった。確かに「愛」と「セックス」についてもっているイメージは千差万別だ。そしてカップルはそのすり合わせをしていないので、お互いに齟齬が生じるんだって。なるほど。愛とセックスについて他の女性の意見を聞くのは面白くてためになる。

 アマラはどんなときに嬉しいのって聞かれたときに、あ、って気づいたの。

 「イエス」って思うだけでハートが開くって。

 私は男の人に「イエス」っていうときに、ハートが解放されるんだ。ハートにエネルギーが流れ出すのがわかる。瞬時に満たされる。最高の喜びは男の人にイエスと言うことだ。イエスと口にすると全身がおっぱいになったような気分になる。甘い、まろやかな、柔らかい、感覚になる。イエスって美しい。男の人が好きになれば相手が差し出すどんなものも受け取りたくなる。

 それはまるで子どもが父親に盲目的についていくような感じだ。お父さんがキャンプに行くぞと言えば「やった」と言い、買い物に行くぞと言えば「やった」と言うのといっしょ。主体性ないと言われるかもだけれど。笑。そこには全幅の信頼があるの。そして「イエス」は全く予期しない新しい経験や可能性の扉も開く。神なる男の人に連れ去られたい。ヘンタイか。笑。

 精神科医を長年やっていると、人はいかに「ノー」と反応することが多いのか痛感している。まるで反射的だ。機械仕掛けの人形のように「ノー」と言う。試しに「ノー」って言葉にしてみたら、全身のあらゆる部分が閉じるの。簡単に開く魔法の言葉が「イエス」だ。ハートはイエスでできている。

 オノ・ヨーコの作品展にジョン・レノンが行ったとき、天井に小さく書いてある文字を梯子を上って見る、という作品があって、その文字こそ「Yes」だったと何かで読んだことがある。ジョン・レノンはいっぺんに恋に落ちたとそれには書いてあった。

 これからも永遠にイエスと言い続けたい。「女冥利につきる」なんて言葉最近は使わないかもだけど、私にとって「イエス」はそんな気分になる魔法の言葉なのだ。

 「ああ、イエスってエクスタシー!!」 って足取り軽く帰ったら、つい鉢植えのアジサイを買って連れ帰ってしまう。植物増やさないようにしていたのに。まあいいや。あとひとときの梅雨シーズンをいっしょに楽しもうね。

 今日もヘンタイで破廉恥な美しい一日を。

 

Sex Coach Amara

女も男も最高に満足できる至極のセックスを。 時空も次元も固定観念も超えた愛のすべて。

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